メディアの基礎および演習

3次元CG生成
ー　モデラーを使ってCGイメージを作成してみよう　ー

概要： ３次元コンピュータグラフィックスの画像（イメージ）を生成するプロセスには、大きく、モデリング(Modeling)とレンダリング（Rendering)の二つがある。
モデリングとは、コンピュータの内部に形を作りあげるプロセスであり、レンダリングとは、それを見える形で表示するプロセスである。
このテーマでは、３Dモデラー(POV-RAY)を使って，実際にイメージを生成することを通して体験し，作品作りを楽しむことが目的の一つである．
また，実際に作成する段階では，例えば座標変換とかベクトルなど数学的な要素や，色彩変換が画像変換など高年次配当科目の内容の利用がある．
また，POV-RAYのcompetitionの作品集も鑑賞してみましょう．このような作品をも作成できるシステムです．
次に，「諸君の作品」を作成しよう！

大まかな実施方法：

• ６コマの予定は別に示す．
• テキストは，Webの形式で読むことができる．．
• 毎回，テキストに従って，そのコマの中心的事柄に関するPOV-RAYプログラムを段階的に作成する．
• 各回共に，前半は，「解説＋試し」であり，後半は，その話題に関する作品作りを行う．

作品発表会とレポート：

• 各自は，自分のHPに作品，プログラム，その他「作品のアピール」を掲載する．

６コマの予定

• 第１回：モデリングの基礎．
  POV-RAYの構成要素は，カメラ，光源，立体記述の３部分である．第１回では，これらの基礎的なものを用いて，モデリングを体験する
  
  
• 第２回：より高度な形状作成．
  CSGやプログラムを用いてより高度な立体を構成する．また，高度な形状記述を体験する
  
  
• 第3回：作品作成
  １，２回での技法を使用して，作品を作成する
  
  
• 第４回 ：アニメーションの基礎
  POV-Rayを用いたアニメーションの基礎を学ぶ
  
• 第５回：アニメーションの作品作成
  アニメーション作品の作成
  
• 第６回：作品発表会
  ２作品の発表会