2i実験「CG:レンダリング」改訂 |
目的
- 本実験テーマ「CG:レンダリング」」では, コンピュータグラフィックス(以下,CG)の代表的なレンダリング手法である 光線追跡法(Ray Tracing)の原理を,プログラムの作成を通じて理解する。
同時に,オブジェクト指向型プログラミング言語である Java言語によるプログラミング技術の習得も併せて目指す。
報告書提出/再提出について
- 提出期限:実験期間中,毎週金曜17:00
提出場所:7号館3階 工学部教務の報告書ボックスまで
注意:以下のものを次の順で重ねていっしょに綴じて出すこと
(1) 表紙
(2) 自己点検シート
(3) 新規に書き直した報告書本文
(4) 前の表紙
(5) 前の自己点検シート
(6) 前の報告書本文
合格最低条件
- 全4週とも必ず出席し,かつ,期限までに報告書を提出し, かつ,報告書が教員に受理されること。
第4週目は,報告書の完成度や,実験の進捗状況に応じて 出席を免除する場合がある。 免除されるか否かは教員の判断による。
内容が不十分な報告書は,受理せず,再提出を命じる。
再提出した報告書についても,受理されて初めて合格となる。 つまり,再提出した報告書が受理・合格されない場合,単位取得とならない。
日程・主な内容
- 4週構成
第1週目 もっとも基本的な光線追跡法による隠面消去機能を有するプログラムを作成する
- 複数個の楕円面だけで構成されるシーンだけを扱う。
視点から見たときにどの位置に楕円面が見えるかを求める隠面消去機能だけを 実装するが,陰影(shading)処理機能は実装しない。
作成したプログラムを使って,
- シーンを構成する楕円面の数と計算時間の関係
- 全画素数と計算時間の関係
を計測する。
計測した計算時間との関係を考察する。
実験に先立ち,このZIPファイルを ダウンロードして解凍しておくこと
報告書提出の際は, 第1週分自己点検シートをダウンロードして,自己点検した後,提出すること。
第2週目 第1週目で作成したプログラムに陰影(shading)機能を付加する
- 具体的には,Phongの陰影モデルに基づく陰影(shading)機能を実現する。
第2週金曜17:00 報告書提出日
なお、報告書作成に際しては, この PDFファイルをダウンロードして使うこと。
また, 第2週分自己点検シートをダウンロードして,自己点検した後,提出すること。
第3週目 報告書指導日・復活の日
- 火曜(当日) 報告書指導日
復活=前2週の内容のフォローアップ
第3週金曜17:00 報告書再提出日
第4週目 再提出報告書指導日
- 火曜(当日) 再提出報告書指導日
報告書の提出・受理の通知
- 報告書の提出・受理については,手引書を参照すること。
なお,報告書提出の際は, 第1週分自己点検シート, 第2週分自己点検シートをダウンロードして,自己点検した後,提出すること。実験環境
- 実験に必要な環境は以下の通りである。
コンピュータ:各自のノートPC
OS:Windows XP あるいは Linux
プログラミング言語:Java
不測事態と休講
- 実験日当日不測の事態(交通機関不通など)によって休講となった場合、 その後のスケジュールは後日掲示する。
東京電機大学 工学部 情報メディア学科 高橋時市郎
Last modified: 2007/11/29