オーディオオーサリング概論

実験系について

Mac G5とPRO TOOLS

PRO ToolsはMac上で動作するDigi Design者の音楽録音・編集ツールで、現在録音業界では 事実上の標準ソフトとなっている。G4,G5で上で動作する。また、OSはOS9,OS Xの いずれでも動作するが、現VersionはOS Xで動作する。OS XはかつてのNeXTコンピュータ 上のNeXTstepである。

Digi Design 002(Double O twoと呼ぶ)はこのソフト専用のサウンドプロセシングユニット であり、 他者のサウンドボードの使用はいっさい受け付けない。この002とPRO TOOLSで 一式の録音実験系と考えると理解しやすい。

Grooveはコンデンサマイクロフォン、Tampaはモノラルのプリアンプである。なお、録音は リニアPCMとして、MDなどの圧縮、符号化された収録方法はとらない。

SONYのDATは収録時に一旦テープメディアに落とすためである。現在はDAT等のメディアに 収録せず、いきなりハードディスクに書き込むハードディスクレコーディングが主であるが、本 スタジオでは、音響収録時の雑音発生の問題があるため、一旦DATに記録する方法を取る。 パワースピーカーは、002からの音響出力を音響変換するもので、アンプが内蔵されている ため、音響系として単純化され、扱いやすい。


課題1 PRO TOOLSの理解(基本操作)

課題2 簡易な収録と編集

課題3 実験者の演奏(歌唱)による楽曲の予備収録

輪唱曲(蛙の歌など)を選び、実験者による演奏音をメディアに収録する。

課題4 楽曲の本収録

演奏者の演奏音をメディアに収録する。

課題4 収録楽曲の取り込みと編集

収録された音楽素材からひとつの音楽にまとめあげる(オーサリング)

課題5 セッションファイルからオーディオCDの作成


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