科目概要
(2016年度以前入学者向け科目「情報アクセスと知的処理」「Web情報システム演習」の対応科目)

目的概要

本科目では、情報にアクセスするためのシステムを支える技術について幅広く学びます。まず情報検索システムを取り上げ、検索モデルとして、図書館の書誌情報の検索などで用いられているブーリアンモデル、全文検索で広く用いられているベクトル空間モデル、Webページの検索で広く用いられているリンク構造解析に基づくモデルを扱います。また、情報システムを知的なものにするための言語処理技術の基礎、検索をせずに情報を得ることを可能にする情報推薦の技術についても学びます。

本科目の演習においては、情報システムを構築するためのプログラミング技術について学びます。本科目で扱うシステムは、ユーザの情報要求に対してより的確な答えを示すことができる知的なシステムです。演習ではまず情報システムの設計手法を学びます。これはシステムに採用するモデルにより異なるものとなります。さらに、必要に応じてネットワークプログラミングおよびデータベースプログラミングの技術を活かしながら、知的なWeb情報システムを実現するためのプログラミング技術を学びます。演習は各自のノートパソコンを用いて行います。

達成目標

  1. 情報検索: ベクトル空間モデル、リンク構造解析について理解し、検索システムの利用場面に応じた検索モデルの選択ができる。
  2. 言語処理: 自然言語の解析手法である形態素解析、係り受け解析、意味解析について理解し、知的処理の内容に応じた処理の深さを決定できる。
  3. 情報推薦: コンテンツに基づくフィルタリング、協調フィルタリングについて理解し、推薦対象による使い分けをすることができる。
  4. Web情報システムの基本的な構成を理解し、提供する機能に応じたシステム設計と実装ができる。
  5. 独自の発想に基づくWeb情報システムの構築ができる。

授業形態と評価方法

講義および演習: 前半は主に講義、後半は主に演習を実施します。 講義部分は学力考査で、演習部分は提出物等で評価します。

履修案内

本科目は2018年度までと(科目名が同一なのに)実施形態が異なります。 先輩から得られる情報は、本科目にはあてはまりません。

2018年度までは配当期が後期でした。講義と演習の2科目に分かれていて、講義科目が「情報アクセスと知的処理」(1単位)、演習科目が「Web情報システム演習」(2単位)でした。 講義科目は四半期科目で、学力考査1回で成績がつくお手頃な科目でしたが、そのような時代は平成とともに終わりました。