日本語係り受け解析器 CaboCha

ダウンロード

インストール

Windows

MeCab を先にインストールしておく。

ダウンロードした cabocha-X.XX.exe ファイルを開く。 辞書の文字コードの選択は、「通常はSHIFT-JIS」。 C:\Program Files\CaboCha にインストールされる。 コマンドラインから実行したい場合には、C:\Program Files\CaboCha\bin を環境変数 PATH に追加しておく。

Vine Linux 4.2

MeCab (パッケージの場合は mecab-devel を一緒に) と CRF++ を先にインストールしておく。

CRF++

ここではホームディレクトリの下の src という名のディレクトリの中に、 CRF++-0.54.tar.gz が置いてあるとする。

$ cd ~/src
$ tar xzf CRF++-0.54.tar.gz
$ cd CRF++-0.54/
$ ./configure
$ make
$ su
# make install
# exit

configure の実行時にエラーが出る場合、g++、STL が入っていない可能性がある。

本体とパッチ

注: 以下のパッチは 0.60pre4 用で、それ以降の version では検証されていない。

ここではホームディレクトリの下の src という名のディレクトリの中に、 cabocha-0.60pre4.tar.bz2 と ucs.cpp.patch が置いてあるとする。

$ cd ~/src
$ bunzip2 cabocha-0.60pre4.tar.bz2
$ tar xf cabocha-0.60pre4.tar
$ cd cabocha-0.60pre4/
$ ./configure
$ patch -p0 < ../ucs.cpp.patch
$ make
$ su
# make install
# exit

patch を使って、コンパイルする前にソースファイルを修正している。

ライブラリは /usr/local/lib にインストールされる。