ビデオ撮影

機材とマニュアル

グループ単位でビデオ撮影を行います。 教室外で撮影を行う場合には、ビデオカメラのセットをお貸しします。 ビデオカメラは精密機器ですので、慎重に扱ってください。 破損、紛失などは使用者の責任となります

セットの内容は以下の通りです。後期授業の終了まで皆さんが保管することになります。

  1. ビデオカメラ本体 1台
  2. ビデオカメラ収納ボックス 1つ
  3. バッテリー 1個
  4. 充電コード 1個
  5. SDカード 1枚

オプションで借りられるのは以下になります。当日返却になります。

  1. SDカードスロット 1個
  2. 外付けHDD
  3. 三脚

DVビデオカメラは3種類あります。使用するカメラの説明書に従って取り扱ってください。今回は一番新しい一番下の機種が全グループにいきわたるはずです。

大体の流れとしては、以下のようになります。

  1. 充電する(MICではなくDC INの方につなぐこと。小さなカバーがついている方)
  2. SDカードをセットする(AとBの2か所あるがBにセットする)
  3. 電源を入れる
  4. 赤い録画ボタンを押して録画、もう一度押すとストップ
  5. カメラと再生画面の切り替えボタンを押し、映像を選ぶと再生される
  6. プレミアでパソコンに取り込む(次週)

三脚も用意していますが、数に限りがあります(8台くらい)。 借りたい人は学生職員さんに問い合わせてください。

なお、貸し出し・返却の際には学生職員の指示に従ってください。

チームによる撮影と各人の役割

実際の映像撮影のシーンを想像してください。映画であれ、ビデオ撮影であれ、そこにはさまざま なスタッフがいます。監督、助監督、音声、カメラ、照明など。この撮影では、そこまで大掛かりなものでは ありませんが、最低限の役割は必要です。カメラマンはいうまでもないとして、 あとは、監督記録係です。

監督は全体のストーリーが頭に入っていて、そのプランに基づいてカメラワークなどの指示を出します。 記録係は映像のシーン番号、その内容、中身、コメント、没か採用か、その評価はどうかなどを記録します。  もちろん、プランが詳細に煮詰まっていない場合、あるいは、現場の映像を見ながら詳細のイメージを 固めていく場合もあり、シナリオに沿って映像を撮影するだけではないこともあります。しかし、限られた 時間の中で作品を仕上げるための効率の意味でも以上の役割を明確にしておいた方が無難です。また、役割を 個人で行わず、皆で行うとしても役割そのものは必要です。

映像記録は、編集を行うときの資料として大変重要なものです。編集時に撮影された素映像をまず 見てから編集作業に移りますが、その際今から見る映像がどのような位置づけのものかを明確に把握 していることが、編集の効率化につながります。

カメラワーク

カメラは動かさないのが原則です。 ズームやパン・ティルトはその狙いが明確にある場合だけにしましょう。

ズームイン・ズームアウト
被写体を拡大・縮小します。 ズームインは被写体に注意をひきつける効果、 ズームアウトは場面全体を意識させる効果があると考えられます。 使いすぎると見づらくなるので注意が必要です。 また、光学ズーム(レンズによるズーム)の範囲を超えるとディジタル処理でズームインするビデオカメラがありますが、 ディジタル処理による拡大では画質は期待できません。
パン・ティルト
カメラを横方向に動かすのがパン、縦方向に動かすのがティルトです。 パンでは風景の広がり、ティルトでは建物などの高さを表現することができます。 早く動かすと人間の目がついていけないので、ゆっくり動かすのが基本です。 また、開始点・終了点では一定時間カメラを静止させてから次のショットに移るのがよいとされています。

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