情報メディア学科 コンピュータ基礎および演習I・ワークショップI Linux インストール
Vine Linux のインストール
ネットワークを用いたインストール

 

- ネットワークインストール

PC の CD ドライブから Vine Linux の CD が起動できない場合、 ネットワーク上のサーバからファイルをダウンロードしながら インストールを行うことを試みる。

なお、ここでは一般的なノート PC に Vine Linux 3.1 をインストールする手順について説明している。 機種によってはこれと異なるメッセージが表示される場合があるが、 基本的にはここで示すような設定でインストールを行ってほしい。

- 起動フロッピの作成

ネットワークインストールを行うための起動ディスクを、 以下の手順に従い作成する。

  1. 起動フロッピ作成ファイルのダウンロード
  2. Windows を起動し、 適当な一時作業用フォルダを作成し次の 3 つのファイルをダウンロードする。

  3. 起動フロッピの作成
  4. ファイルをダウンロードしたフォルダを開き、 「mkfdnet.bat」をダブルクリックして起動する。 すると、フロッピディスクをセットするように促すメッセージ (英語) が表示されるので、 フォーマット済の未使用のフロッピをドライブにセットし、 Enter キーを押すとフロッピに書き込みが始まる。

- インストール手順

  1. フロッピからの起動
  2. 再起動し、先ほど作成した起動フロッピから起動する。 上図のような画面が表示されるので Enter キーを押し起動する。

  3. Choose a Language
  4. 使用する言語を指定する。
    ここでは Japaneseを指定する。 途中でインストーラが異常終了する場合、 English を指定し英語モードでのインストールを試みるとうまくいく場合がある。

    なお、ここからのインストール画面では Tab で 項目間を移動し、スペースあるいは Enter で項目の要素を選択する。マウスは使用できない。

  5. キーボードの種類
  6. 通常の日本語配列のキーボードであれば、 jp106を選択する。

  7. インストール方法
  8. サーバからファイルを取得する際に、 どのアクセス手段を用いるか指定する。
    ここでは、HTTPを指定する。

  9. TCP/IP の設定
  10. この PC の IP アドレス等のネットワークの設定を行う。
    実験室には DHCP というネットワークの設定を自動で行う仕組みが備わっているので、 動的 IP 設定を使用する (BOOTP/DHCP) を選択する。

    自宅等別の場所で作業を行う場合、その環境に合わせた設定を行ってほしい。

  11. HTTP のセットアップ
  12. ファイルを取得するサーバ名、ディレクトリ名を指定する。

    ここでは次のように指定する。

    これ以降の手順は CD からテキストモードでインストールを 行う際とほぼ同様であるので、テキストモードの手順を参考にすること。

 

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