6 月 23 日の授業で、各自のノート PC に Vine Linux 2.6 をインストールする予定である。
生協で販売された推奨機 (IBM ThinkPad X30) には、 ディスク内にあらかじめ Linux をインストールするためのパーティション (領域) が作成されている。
推奨機以外の機種を使用している人や、 ThinkPad X30 であっても生協から購入しなかった人は、 パーティションを作成する必要があるので、 事前に次の準備をしておくこと。
[1] 5Gバイト以上の空き領域の作成
インストール領域として、ハードディスク上の C ドライブもしくは D ドライブのどちらか一方に最低5Gバイトの空き領域が必要になる。 不要なファイルを削除し C ドライブ、 D ドライブ、いずれか単独で 5G バイト以上の空き領域を用意すること。
空き領域作成にあたり、インストールした不要なプログラムを削除する場合には、 フォルダ「Program Files」の中のファイルを直接削除せずに、 コントロールパネルにある「プログラムの追加と削除」で削除する。
なお、実際に Linux 用パーティションを作成する作業は授業中に行うので、 今は空き領域を作っておくだけで良い。
[2] ディスクのエラーチェックと最適化
次の手順に従い、ディスクのエラーのチェックと最適化を行っておくこと。 ディスクに不具合があると、 Linux のインストール用パーティションの作成が行えないばかりか、 Windows のデータを失う可能性がある。
ディスクの使用状況によっては、この作業に 1 時間以上要する場合がある。
(a) エラーチェック(b) 最適化
- 「スタート」メニューから「マイ コンピュータ」を選択して「マイ コンピュータ」ウィンドウを開く。
- 「ハード ディスク ドライブ」の中の、Linuxのインストール先となるドライブのアイコンの上で右クリックをし、「プロパティ」を選択する。
- ドライブのプロパティウィンドウが表示されるので、「ツール」タブをクリックする。
- 「エラーチェック」の「チェックする」ボタンを押して、「ディスクのチェック」ウィンドウを表示する。
- 「ファイル システム エラーを自動的に修復する」と「不良セクタをスキャンし、回復する」にチェックをし、「開始」ボタンを押す。
Windowsの起動ドライブ(通常C)の場合には、すぐには実行されず「(略) 再起動後に、このディスクの検査を実行しますか?」と尋ねられるので、「はい」のボタンを押したあと、パソコンを再起動する。
- 「スタート」メニューから「マイ コンピュータ」を選択して「マイ コンピュータ」ウィンドウを開く。
- 「ハード ディスク ドライブ」の中の、Linuxのインストール先となるドライブのアイコンの上で右クリックをし、「プロパティ」を選択する。
- ドライブのプロパティウィンドウが表示されるので、「ツール」タブをクリックする。
- 「最適化」の「最適化する」ボタンを押し、「ディスク デフラグ ツール」を起動する。
- Linuxのインストール先となるドライブをクリックして選択し、「最適化」ボタンを押して最適化を開始する。
[3] バックアップ
インストールに際して Windows で使用しているディスク領域に対して操作を行うため、 大切なデータはフロッピディスクや CD-R 等にバックアップをとっておくこと。
質問などは実験室までどうぞ。
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